母や祖母から譲り受けた日用品

料理上手だった母は、その腕前にふさわしいだけの料理道具を揃えていました。

母や祖母から譲り受けた日用品

料理上手だった母は

男性 63歳
料理上手だった母は、その腕前にふさわしいだけの料理道具を揃えていました。
子供の時、そんな料理道具を器用に扱い、美味しい料理をたくさん作ってくれる姿にあこがれたものでした。
そんな母も年老いてしまい、手が不自由になってしまったことから、大好きな料理ができなくなってしまったのです。

両親と同居している為、現在の食事の用意は、私が全て行っています。母ほどの腕前はありませんが、それなりの美味しさ、見た目にはなっていると思います。そんな私が毎日食事を作る姿を見て、ある時、母がこれまで使ってきた料理道具一式を私に譲ってくれました。

正直言って、中には今発売されている便利グッズの方が良いと思う物もありますが、幾つかの料理道具は、今私の手によって使い続けることとなっています。例えば包丁は、母がこれまで丁寧に手入れしたこともあり、大変重宝させてもらっています。それまでは万能包丁一本で、ほとんどの料理を作っていましたが、今は野菜、肉、お魚とそれぞれ別の包丁を用途に合わせて使い分けています。包丁を研ぐ作業は面倒ではありますが、とても手に馴染む事、切りやすいことを考えますと、母の大切にしてきた包丁をいつまでも良い状態に保っていきたいと思っています。